【Jリーグ再開】浦和レッズvs横浜F・マリノスがコレオも試合も熱かった!

サッカー
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こんにちは!
赤羽在住ライター・にーつです。

7月4日(土)、ついにサッカーのJ1が約4か月ぶりに再開しましたね。
試合を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。

久しぶりに自分が応援するチームの公式戦を見られてとてもうれしかったです!

Jリーグを見て過ごす休日は本当に久しぶりで、最高でした!

僕は普段浦和レッズを応援しているので、昨日はもちろん浦和レッズの試合を観戦。

そこで今回は、昨日行われた「浦和レッズvs横浜F・マリノス」の試合の感想を、マッチプレビューと合わせてまとめてみました

久しぶりに試合を観れたのでテンションが上がって好き勝手言ってます。ご了承くださいm(__)m

無観客のスタンドには圧巻のコレオグラフィー

埼玉スタジアム2002で行われた再開初戦。
新型コロナウイルスの影響で無観客試合となり、スタジアムにはファンの熱気や歓声がなく、どんな雰囲気になるんだろうと思っていましたが・・・。

「WE STAND BESIDE YOU」
そこには、全ての浦和レッズファンの気持ちを表した圧巻のコレオグラフィーが!!
浦和レッズのオフィシャル・サポーターズ・ソング「We Are Diamonds」の歌詞の一部でもありますね。

これはすごい・・・。

「WE STAND BESIDE YOU」はアウェーゴール裏に、ホームゴール裏にはJリーグの優勝シャーレのデザインが装飾されていました。

コレオグラフィーは、クラブスタッフやボランティアスタッフ総出で、6万以上のスタジアムの座席に赤・白・黒のビニールをかぶせて作られたそうです

浦和レッズでは今回の試合を「ONE HEART MATCH」と位置づけ、浦和レッズに関わる全ての人の想いを一つにして試合に臨んでいました。

スタジアムにはコレオグラフィー以外にも、サポーターの購入したフラッグやタオルマフラーが計6000本以上もスタジアムに飾られていましたよ

今回のスタジアムを一目見れば、浦和レッズというクラブ・サポーターの熱さが伝わってきます。

日本全体、そしてスポーツ界がコロナで苦しい状況のなか、気持ちを1つにすることの大切さを感じさせてくれますね。

浦和レッズvs横浜F・マリノス マッチプレビュー

では実際の試合を簡単に振り返ってみます。
浦和レッズのスタメンはこんな感じ。


試合は、序盤からお互い激しい攻防を繰り広げました。

ボールを保持して崩そうとしてくる横浜F・マリノスに対して、浦和レッズは相手陣内から激しいプレスをかけて積極的にボールを奪いに行きます

特に柴戸選手のプレスの激しさは、試合を通じて抜群に効いていました。両チームのフィールドプレーヤーで一番目立っていたと思います。

前半5分、右からの大きなサイドチェンジが左サイドで先発した汰木選手に繋がります。汰木選手は、全力でオーバーラップする山中選手を囮に使い、鋭いカットインからミドルシュート!!

相手キーパーのナイスセーブに阻まれましたね。。。

43分にもカウンターから汰木選手が決定機を迎えますが、シュートは惜しくも枠を捉えられませんでした。

先発した汰木選手の積極的な仕掛けでかなり攻撃が活性化していました。ボールコントロールが上手く、難しいパスも柔らかくトラップして確実に攻撃につなげてくれるので、頼りがいがあります。

後半は両チームとも前半よりペースが落ちてオープンな展開に。
65分、浦和レッズは右サイドを抜け出した途中出場の関根選手がマイナスのパスを供給。オーバーラップした橋岡選手がループシュートも放つも枠外…。

互いに何度かチャンスを迎えるものの、最後の精度を欠いてゴールを決めきれない展開が続きます。

迎えた後半ロスタイム、横浜F・マリノスのFWエジガル・ジュニオ選手が浦和レッズゴール前で決定的なシュートを放ちますが、浦和レッズの守護神・西川選手がスーパーセーブ!!!!

これは超スーパーセーブですね!!!

西川選手はこの試合、ほかにも何度か相手の決定機を阻止してくれました。この試合のマン・オブ・ザ・マッチといえるでしょう

結局試合は互いに決定機を決めきれず、スコアレスドロー。勝ち点1を分け合う結果となりました。

勝てはしませんでしたが、激しい攻防が繰り広げられ、見ごたえ十分な試合でしたよ。次節以降も楽しみです!

西川選手が試合後のインタビューで、試合ができたことに対して声を詰まらせながら感謝していたシーンも印象的でした

今回の浦和レッズ戦の感想

今回の試合で個人的に感じた浦和レッズの良かった点と今後の課題を簡単にまとめてみました。

良かった点①中盤でのボールの奪取力

昨日の試合では、前半からとにかく相手への激しいプレスが目立ちました
奪われたあとの寄せも速く、試合がオープンになるまでは相手のカウンターを食らうような場面も見られませんでした。

その中心にいたのが柴戸選手。神出鬼没で、ボールを持っている選手に対して必ずバチンと当たりに行ってくれます。ボールを奪えなくても確実に攻撃を遅らせてくれるので、見ていて安心感がありました。

優しそうなイケメン顔に似合わない激しいプレイスタイルは、かつての細貝選手を彷彿とさせます。

細貝選手も日本代表の常連になりましたし、柴戸選手にも今後の代表入りに期待です。

良かった点②鋭いカウンターと得意のサイド攻撃

攻撃面では、激しいプレスでボールを奪ってからシュートまで持ち込むのが速く、鋭いカウンターが相手の脅威になっていました。前半43分の汰木選手の決定機はその良い例です。

また、ほとんどのチャンスがサイド攻撃から生まれており、浦和レッズのサイド攻撃の強みを随所に出せていたと思います。対戦した横浜F・マリノスもサイド攻撃の強いチームなので、サイドの攻防はかなり面白かったです。

浦和レッズは攻撃のときに汰木選手・橋岡選手が絡むと、チャンスが生まれていましたね。特に前半は汰木選手が機能していたので、横浜F・マリノスの仲川選手は守備に回る時間が多く、うまく抑え込めていました。

橋岡選手は試合終盤に足が攣るくらい守備に攻撃に奔走していましたね。

良かった点③新戦力のトーマス・デン選手

今年から新加入したオーストラリア代表のトーマス・デン選手
素晴らしいセンターバックとの評判は耳にしていましたが、昨日の試合では評判通りの活躍を見せてくれました。

1対1に強く、スピードもり、裏に抜け出されても素早くカバーしてくれます
足元も上手く後方からの組み立てやロングフィードもできる、まさに現代型の万能DF。まだ23歳と若いので、今後のさらなる活躍が期待されます。

昨日は岩波選手との相性も良さそうでした。岩波選手が裏を取られたときもすぐにカバーしてくれたので安心。

ディフェンスラインはかなり若返りましたよね。これから連携を深めて安定したディフェンスラインを築いてほしいです。

今後の課題①中盤の組み立てと崩し

カウンターやサイド攻撃はうまく効いていたと思いますが、中盤での攻撃のアイデアが少なく、組み立てや崩しのシーンはあまり見られませんでした。相手がしっかり守備のブロックを敷いたときは、攻めあぐねるシーンが目立ちます。

長澤選手の推進力と飛び出しを活かすのか、柏木選手を入れてボールを散らすのか、、今後に向けたプランや対策に期待したいところです。

今後、対戦相手が試合を通じてしっかり守備のブロックを敷く戦術をとったとき、カウンターやサイド攻撃が通じなくなる可能性は高いですよね。

今後の課題②ディフェンスラインの裏のスペース

昨日の試合では前線からプレスをかけていた分、ディフェンスラインを高くしていたように思います。そのため、マリノスのエリキ選手や遠藤選手に裏を取られるシーンも目立ちました

ある程度は仕方ない部分ですが、昨日は裏を取られて決定的なシーンを何回も作られています。今後はデン選手と岩波選手の連携を深めて、決定機にならないようお互いカバーをしていって欲しいですね

デン選手はスピードもあるので、基本的に岩波選手がチャレンジ、デン選手がカバーと役割をはっきりさせれば大丈夫そうです!

今後の課題③興梠選手の負担減

浦和レッズの得点源といえば、FWの興梠選手。しかし、昨日は興梠選手が中盤まで下がって攻撃の組み立てまで参加していました。前線から守備を行い、ポストプレーも抜群に上手い興梠選手ですが、さすがにタスクが多すぎるのではないかと…。

今後は興梠選手がFWの仕事に専念できるよう、先述したように中盤の組み立てをしっかり行うこと。そして、2トップを一緒に組む選手の相性の見極めも大事だと思います。昨日出場しなかった新加入のFWレオナルド選手とのコンビに期待です!

昨日の杉本選手が悪かったわけではありません。ハイボールにも競り勝ち、ボールも収めていました。ただ、興梠選手とのコンビネーションは、まだ改善の余地があるのかなというのが正直な感想です。

まとめ

J1リーグ再開初戦となった昨日の浦和レッズvs横浜F・マリノス。
スタジアムのコレオグラフィーも試合展開もとても熱いものとなりました。
各選手も、かなり気持ちが入っていたように思います。

何より、改めてJリーグ観戦がとても楽しいものだと実感できる試合でした!

第2節を終えて、1勝1分けと悪くないスタートを切った浦和レッズ。若手選手の台頭や新戦力の加入でチームが活性化されているように感じます。

今シーズンのタイトル獲得に向けて、これから勝ち点をどんどん積み上げていってほしいですね!!

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